空気清浄機のフィルター掃除方法|種類別のお手入れ方法や頻度を解説

空気清浄機のフィルター掃除方法|種類別のお手入れ方法や頻度を解説

「空気清浄機のフィルターは、どのくらいの頻度で掃除すればいい?」「フィルターは水洗いしても大丈夫?」と迷っていませんか。空気清浄機は室内のホコリや花粉などを取り込むため、使い続けるうちにフィルターへ汚れがたまります。汚れた状態が続くと、空気を吸い込みにくくなったり、ニオイが気になったりすることもあります。 ただし、空気清浄機にはプレフィルターや集じんフィルター、脱臭フィルター、加湿フィルターなどがあり、お手入れ方法は同じではありません。水洗いできないフィルターもあるため、種類や機種に合った方法で掃除することが大切です。 この記事では、空気清浄機のフィルター掃除について、種類ごとの方法や頻度、掃除するときの注意点を解説します。フィルターのお手入れ方法が分からない方や、できるだけ掃除の手間を減らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

空気清浄機のフィルターを種類別に掃除する方法

空気清浄機には、プレフィルターや集じんフィルター、脱臭フィルター、加湿フィルターなどが使われています。それぞれ役割や素材が異なるため、同じ方法で掃除できるとは限りません。まずは使用している機種の取扱説明書でフィルターの種類を確かめ、それぞれに適した方法でお手入れしましょう。

プレフィルターの掃除方法と頻度

プレフィルターは、空気清浄機が吸い込んだ空気から、ホコリや髪の毛、ペットの毛など比較的大きな汚れを受け止めるフィルターです。本体の吸込口に近い場所に取り付けられているため、フィルターのなかでも汚れが目立ちやすい部分といえます。 掃除するときは、本体からプレフィルターを取り外し、表面に付着したホコリを掃除機でやさしく吸い取るのが基本です。掃除機のノズルを強く押し付けるとフィルターを傷めるおそれがあるため、ホコリの表面をなぞるように吸い取りましょう。 水洗いできる機種では、掃除機で大まかなホコリを除去したあと、水やぬるま湯で洗える場合もあります。汚れが落ちにくいときに中性洗剤を使用できる機種もありますが、洗剤の使用可否は機種によって異なります。水洗いした場合は十分にすすぎ、取扱説明書に記載された方法で乾かしてから本体へ戻してください。 お手入れ頻度について、Panasonicやダイキンでは約2週間に1回を目安としている機種があります。ただし、使用環境によって汚れ方は変わります。ペットの毛やホコリが多い部屋ではプレフィルターに汚れがたまりやすい場合があるため、目安の頻度に加えて、表面の状態も確認するとよいでしょう。

集じんフィルターの掃除方法と頻度

集じんフィルターは、空気中に含まれる細かなホコリや花粉などを捕集するためのフィルターです。プレフィルターよりも目が細かく、取り扱い方を誤ると傷める可能性があるため、使用している機種に合った方法でお手入れする必要があります。 掃除機でお手入れできる機種では、本体からフィルターを取り外し、取扱説明書で指定されている面に付着したホコリを軽く吸い取ります。強くこすったり掃除機のノズルを押し付けたりせず、フィルターを傷めないように扱いましょう。 特に注意したいのが水洗いの可否です。Panasonicやダイキンの一部機種では、集じんフィルターを水洗いできないと案内しています。機種によっては掃除機によるお手入れを必要としないタイプもあるため、「集じんフィルターは掃除機をかければよい」と一律に考えることはできません。 掃除の頻度もメーカーや機種によって異なります。汚れが気になったときを目安としている機種がある一方、シャープでは集じんフィルターや集じん・脱臭一体型フィルターについて、1か月に1回程度のお手入れを案内している機種もあります。具体的な方法や頻度は、使用している製品の取扱説明書を基準にしてください。

脱臭フィルターの掃除方法と頻度

脱臭フィルターは、生活のなかで発生するさまざまなニオイを抑えるために搭載されています。集じんフィルターとは別になっている機種もあれば、集じんと脱臭の機能が1枚にまとめられたタイプもあるため、取り外す前にフィルターの構成を確かめておきましょう。 掃除機によるお手入れが可能な機種では、表面に付着したホコリを軽く吸い取ります。また、ニオイが気になる場合に、フィルターを日陰の風通しがよい場所で風に当てる方法を案内しているメーカーもあります。 一方で、水洗いできない脱臭フィルターもあります。Panasonicやダイキンの一部機種では水洗いをしないよう案内されているため、ニオイが気になる場合でも自己判断で水につけたり、洗剤で洗ったりしないようにしてください。 お手入れ時期は、汚れやニオイが気になったときを目安としている機種があります。掃除してもニオイが改善しない場合や、使用期間が長くなっている場合には、フィルターの交換が必要な可能性もあります。交換の目安についても取扱説明書を確認しましょう。

加湿フィルターの掃除方法と頻度

加湿機能付きの空気清浄機には、加湿フィルターが搭載されています。加湿フィルターは水に触れながら使用するため、空気清浄用の集じんフィルターとは汚れ方やお手入れ方法が異なります。 メーカーによっては、水やぬるま湯を使ったお手入れが案内されています。Panasonicの一部機種では、加湿フィルターをぬるま湯で押し洗いする方法が示されています。強くこすったり洗濯機で洗ったりせず、素材を傷めないように扱うことが大切です。 加湿フィルターには、水道水に含まれるミネラルなどの影響で白色や黄色などの汚れが付着することもあります。汚れやニオイが気になるときにクエン酸などを使ったお手入れが認められている機種もありますが、使用量やつけ置き時間はメーカーによって異なります。取扱説明書に記載されていない洗剤や薬剤を自己判断で使用せず、指定された方法に従いましょう。 お手入れ頻度を約1か月に1回としているメーカーもあります。ただし、使用頻度や水質によって汚れ方には差が出ます。ニオイが気になる場合や、加湿量が以前より少なく感じる場合には、目安の時期だけにとらわれず状態を確認してください。

空気清浄機のフィルター掃除をしないとどうなる?

空気清浄機は室内の空気を吸い込みながら運転するため、使い続けるほどフィルターにはホコリなどの汚れが蓄積します。見た目では気付きにくい場合もありますが、汚れを放置すると本来の働きに影響することもあります。定期的な掃除が必要な理由を、代表的な変化から見ていきましょう。

空気清浄能力の低下

プレフィルターなどにホコリがたまって目詰まりすると、空気を吸い込みにくくなり、空気清浄能力が低下する場合があります。ダイキンでも、プレフィルターにホコリが詰まることで空気の吸い込みが妨げられ、空気清浄能力が低下すると案内しています。 「以前より吹き出す風が弱く感じる」「プレフィルターを見るとホコリがびっしり付いている」といった場合は、お手入れの時期を迎えていないか確かめてみましょう。定期的にフィルターの状態を見る習慣をつけておけば、汚れがひどくなる前に掃除しやすくなります。 なお、フィルターの変形や破損などが見られる場合には、掃除だけでは対応できないことがあります。お手入れしても状態が改善しないときは、取扱説明書でフィルター交換の目安を確認してください。

気になるニオイの発生

空気清浄機を運転したときに、吹き出す風から普段とは違うニオイを感じることがあります。原因はフィルターだけとは限りませんが、フィルターに付着した汚れや、加湿機能まわりの汚れが関係している場合があります。 特に加湿フィルターは水分に触れながら使用するため、定期的なお手入れが欠かせません。Panasonicでも、加湿フィルターなどのお手入れをしないまま使用すると、汚れによってニオイが発生する場合があると案内しています。 ニオイが気になるときは、フィルターだけでなく、取扱説明書に記載されたお手入れ箇所も確認しましょう。加湿タンクやトレーなど、別の部分に汚れがたまっている可能性もあります。 また、フィルターや本体へ消臭剤などのスプレーを自己判断で吹き付けるのは避けてください。メーカーが案内している方法でお手入れし、それでもニオイが続く場合はフィルターの交換時期なども確認するとよいでしょう。

空気清浄機のフィルター掃除で注意したいこと

空気清浄機のフィルターは、同じように見えても素材や構造が異なり、お手入れ方法にも違いがあります。誤った方法で掃除するとフィルターを傷めるだけでなく、安全に使用できなくなるおそれもあります。作業を始める前に、機種にかかわらず意識しておきたい基本的なポイントを押さえておきましょう。

取扱説明書に沿ったお手入れ

空気清浄機のフィルターを掃除するときは、使用している機種の取扱説明書を基準にすることが大切です。同じメーカーの製品であっても、機種やフィルターの種類によって掃除方法が異なることがあります。 インターネット上で紹介されている方法が、自宅の空気清浄機にもそのまま使えるとは限りません。型番を確認したうえで、メーカーの取扱説明書や公式サポート情報を確認しましょう。 特に確かめておきたいのは、以下のような項目です。

  • フィルターの取り外し方
  • 水洗いの可否
  • 掃除機を使える面や部位
  • 使用できる洗剤や薬剤
  • 洗浄後の乾燥方法
  • お手入れ頻度の目安

メーカーが指定していない方法で無理に汚れを落とそうとすると、フィルターの変形や性能低下につながる可能性があります。自己判断で方法を変えず、製品ごとの案内に沿ってお手入れしてください。

電源プラグを抜いた状態での作業

フィルター掃除を始める前には空気清浄機の運転を停止し、電源プラグをコンセントから抜きましょう。ダイキンなどのメーカーでも、お手入れをするときは感電防止のため、運転を停止して電源プラグを抜くよう案内しています。 作業中はフィルターを取り外したり、本体内部に手を入れたりすることがあります。電源を切っただけで安心せず、プラグまで抜いてから作業を始める習慣をつけておくと安心です。 また、水洗いした部品については、取扱説明書で乾燥が必要とされている場合、十分に乾かしてから本体へ戻してください。一方で、加湿フィルターのように濡れた状態で取り付けることが認められている部品もあるため、一律に判断せず製品ごとの指定に従いましょう。 掃除が終わったら、フィルターやパネルを正しい位置へ戻し、取り付け状態を確かめてから電源を入れます。取り外す前に部品の向きや順番を確認しておくと、戻し間違いも防ぎやすくなります。

空気清浄機のフィルター掃除の手間を減らす方法

空気清浄機を清潔に使い続けるには定期的なお手入れが必要ですが、毎回時間をかけて掃除するのは負担になりがちです。普段から室内のホコリをためにくくしたり、機種に合った使い捨てフィルターを活用したりすると、お手入れを続けやすくなります。取り入れやすい方法から試してみましょう。

室内のこまめな掃除

空気清浄機のフィルターだけに目を向けるのではなく、室内にたまるホコリをこまめに取り除くことも大切です。床や家具の上にたまったホコリは、人が歩いたり布製品を動かしたりしたときに舞い上がることがあります。 掃除機を定期的にかけるほか、棚や家電の上、空気清浄機の周囲なども拭いておくと、室内にたまったホコリを取り除けます。ペットと暮らしている場合は抜け毛が床や家具の周辺にたまりやすいため、空気清浄機の周囲も意識して掃除するとよいでしょう。 ただし、部屋をこまめに掃除していても、空気清浄機のフィルター掃除が不要になるわけではありません。部屋の掃除機がけとプレフィルターのお手入れを同じ日に行うなど、定期的な掃除を忘れにくい習慣をつくるのがおすすめです。

使い捨てフィルターの活用

空気清浄機によっては、吸込口などに使い捨てタイプのフィルターを取り付けられる場合があります。シャープでは、一部機種向けに後ろパネルへ貼り付けて使用する使い捨てプレフィルターが用意されています。 使い捨てフィルターを活用すると、内部へ入り込むホコリや毛などの量を抑えられるため、内部フィルターの汚れ対策に役立ちます。汚れてきたら取り外して交換できる点も、日頃のお手入れを続けるうえで便利です。 ただし、すべての空気清浄機に市販の外付けフィルターを取り付けられるわけではありません。メーカーや機種によっては、市販の不織布フィルターなどの使用を推奨していない場合があります。吸込口をふさぐことで風量や清浄速度に影響したり、本体へ負担がかかったりする可能性もあるため、取り付ける前に必ず取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。 「空気の王様」でも、空気清浄機の吸込口に取り付けて使用する空気清浄機用フィルターを取り扱っています。ご使用の機種に取り付け可能か、メーカーの案内や商品の対応条件を確認したうえでご活用ください。

まとめ | フィルターに合った方法で空気清浄機を掃除しよう

空気清浄機には、プレフィルターや集じんフィルター、脱臭フィルター、加湿フィルターなどがあり、掃除方法やお手入れ頻度はそれぞれ異なります。特に水洗いの可否や使用できる洗剤は機種によって違うため、見た目だけで判断せず、取扱説明書を確認してから掃除することが大切です。 フィルターにホコリや汚れがたまると、空気の吸い込みが妨げられたり、ニオイが気になったりする場合があります。無理に汚れを落とそうとせず、メーカーが案内する方法で定期的にお手入れしましょう。 また、室内をこまめに掃除したり、対応する使い捨てフィルターを活用したりする方法もあります。「空気の王様」では空気清浄機の吸込口に取り付けるフィルターを取り扱っていますので、メーカーの案内と対応条件をご確認のうえ、内部フィルターの汚れ対策にぜひご活用ください。

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