【実録】冷蔵庫の掃除に失敗しないための3つのルール
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【実録】冷蔵庫の掃除に失敗しないための3つのルール

冷蔵庫の掃除――それは、週末の家事の中でも特に「手間に感じる」タスクの一つではないでしょうか?

「よし、やるぞ!」と意気込んで始めても、庫内の食品を一時的に出しすぎて常温で傷ませてしまったり、掃除を終えても数週間後にはパッキンに黒いカビができていたり。せっかく頑張ったのに、かえって冷蔵庫 掃除 失敗につながってしまった経験がある方もいるかもしれません。

私たち10年以上の家事経験から導き出した、「もう二度と冷蔵庫 掃除で失敗しないための3つのルール」をご紹介します。このルールさえ守れば、あなたの冷蔵庫は常に衛生的で、食材のロスも激減します。

 


冷蔵庫掃除で失敗しないための3つのコツ

 

冷蔵庫掃除「もう失敗しない」ための鉄則

 

冷蔵庫のお掃除って、週末の家事の中でも特に「ちょっと面倒だな」と感じる作業ではないでしょうか。

「今日こそやろう!」と張り切って始めたものの、食品を出しすぎて傷ませてしまったり、せっかく掃除したのに数週間後にはパッキンに黒いカビがなんて経験、ありませんか?頑張ったのに、かえって冷蔵庫掃除が失敗に終わってしまうと、本当にがっかりしてしまいますよね。

今回は、10年以上の家事経験から学んだ「もう二度と冷蔵庫掃除で失敗しないための3つのコツ」をご紹介させていただきます。このコツさえ覚えておけば、冷蔵庫をいつも清潔に保ち、食材を無駄にすることもグンと減らせるでしょう。

 

掃除を始める前に、ぜひ知っておいてほしいこと

 

本格的なお掃除に入る前に、まず覚えておいていただきたい大切なポイントがあります。それは、掃除を始める23日前から「冷蔵庫の中の食材を少しずつ減らしておく」ことです。

冷蔵庫の中がすっきりしていればいるほど、作業はとても楽になりますし、食品を外に出している時間も短くできます。この「事前準備」が、掃除の失敗を防ぐ第一歩になるんです。

 

【コツ1】「掃除する日」と「整理する日」は分けましょう

多くの方が冷蔵庫掃除で失敗してしまう一番の理由は、「掃除」と「食品の整理・収納」を同じ日に全部やろうとしてしまうこと。

 

おすすめの手順

 

1日目(掃除する日):お掃除だけに集中しましょう

  • 掃除を始める時は、クーラーボックスや保冷バッグに保冷剤を入れて、冷凍食品や冷蔵食品を一時的に保管します。この時、傷みやすいものから先に入れてあげてください。
  • 食品の保管ができたら、庫内を拭いたり棚を洗ったりするお掃除作業だけに集中します。

 

2日目(整理する日):ゆっくり整理しながら戻しましょう

  • 2日目は、前日にしっかり乾燥させた庫内へ、食材を整理しながら丁寧に戻していきます。
  • 掃除を終えたばかりの冷蔵庫は、まだ温度が安定していないことがあります。一度電源を入れて、庫内の温度が設定温度まで下がってから食材を戻すようにしましょう。焦って戻してしまうと、せっかくのお掃除後に食品をダメにしてしまうこともあるので、気をつけてください。

 

このやり方なら、それぞれの作業にしっかり集中できて、食品の管理も雑にならずに済みます。

 

 

【コツ2】カビとニオイを防ぐには、洗浄と乾燥がとても大切です

 

ただ「拭くだけ」では、実はちょっと足りないんです。冷蔵庫のカビ防止やニオイ対策をしっかりするには、「洗浄」と「乾燥」をていねいに行うことが大切なんです。

 

カビとニオイを防ぐ方法

洗浄:アルコールか重曹水を使いましょう

  • おすすめは、食品に触れても安心な食品用アルコール消毒液か、重曹水(お水100mlに小さじ1/2程度)です。
  • 特に、食品のカスや水滴が溜まりやすい「野菜室の底」や、見落としがちな「ドアパッキンの溝」は、念入りに拭いてあげてください。パッキンは、カビ防止の一番大事なポイントです。

乾燥:ドアを開けて空気を入れ替えましょう

  • これが、ニオイ対策とカビ防止の最大の秘訣。洗浄後に水分が残っていると、そこから雑菌やカビが発生してしまいます。
  • 掃除が終わったら、すぐにドアを閉めないで、1時間ほど(湿気の少ない日なら30分程度)ドアを開けたままにして、庫内を自然乾燥させてあげましょう。このひと手間で、掃除後の清潔さがぐんと長持ちしますよ。

 

 

 

【コツ3】「置き場所」と「消費期限」を見えるようにしましょう

 

どんなにキレイに掃除しても、すぐにごちゃごちゃになってしまうのは、「どこに戻すか」が決まっていないからなんです。掃除後のキレイな状態を保つには、「見える化」がとても効果的ですよ。

 

キレイな状態を保つ方法

置き場所を決めましょう

  • 冷蔵庫の引き出しやボックスに「調味料」「乾物」「ご飯のお供」といったラベルを貼って、それぞれの定位置を分かりやすくします。
  • こうすることで、ご家族みんなが元の場所に戻す習慣がついて、「あれ、どこだっけ?」という食品がなくなり、食材を無駄にすることも防げますよ。

 

「早めに使うコーナー」を作りましょう

  • 掃除の時に消費期限をチェックして、期限が近いものや使いかけの食品は、透明な小さなボックスなどにまとめます。
  • これを「今週中に使いましょう!コーナー」として一番手前に置いておくと、ひと目で分かるので、食品をダメにしてしまうことがぐっと減ります。

 

まとめ:もう冷蔵庫掃除で後悔しない

 

冷蔵庫掃除の失敗を防いで、清潔な状態を保つための3つのコツを実践すれば、きっとあなたの冷蔵庫は見違えるほど整います。

 

【ルール1】「「掃除する日」と「整理する日」は分けましょう
【ルール2】カビとニオイを防ぐには、洗浄と乾燥がとても大切です
【ルール3】「置き場所」と「消費期限」を見えるようにしましょう

冷蔵庫を清潔に保つことは、食中毒の予防になるだけでなく、食品を無駄にしないことにもつながります。ぜひ、次のお掃除からこれらのコツを試してみてくださいね。

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