「今年も結局、大掃除に手をつけないまま、年末を迎えてしまった……」
「今からすべて終わらせるのは、正直むずかしい」
そのように感じて、少し気持ちが重くなってはいませんか。
けれど、どうか安心してください。2025年を気持ちよく迎えるために必要なのは、家中を完璧に磨き上げることではありません。
大切なのは、目につきやすい場所と汚れがたまりやすい場所を見極め、必要なところだけを整えること。
ここでは、残り5日間で無理なく整えるための「戦略的・手を抜く大掃除」の考え方と進め方をご紹介します。
完璧主義は手放して。「合格点」は60点で十分です
大掃除が途中でつらくなってしまう最大の理由は、「やるからには完璧に」という思い込みです。
残り5日という限られた時間の中で、換気扇の奥や細部まで手をかける必要はありません。
今年の目標は、
「神様や来客を気持ちよく迎えられ、自分自身が落ち着いて過ごせる空間を整えること」
この一点に絞りましょう。
実際、調査によれば、大掃除をした方のうち「予定していたすべての場所を掃除できた」と答えた人は約半数にとどまっています。
多くの方が、どこかで折り合いをつけながら年末を迎えているのです。
まずは、次の3か所に力を集中させてみてください。
- キッチン(火と水を扱う場所)
- 玄関(家の入り口)
- トイレ(清潔感が最も伝わりやすい場所)
【1〜2日目】キッチンは「こすらず、浮かせて」整える
キッチンは時間がかかりやすい場所ですが、整うと達成感も大きい場所です。
ただし、無理に力を入れて磨く必要はありません。
換気扇とコンロは「つけ置き」で
初日に行いたいのは、重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かしたお湯へのつけ置きです。
- ゴミ袋を二重にした容器に、40〜50度のお湯を用意する
- 洗剤を入れ、換気扇のフィルターや五徳を入れる
- そのまま2時間ほど置く
この間に、ほかの場所を少し整えても構いません。
つけ置きだけで、汚れの大部分は自然と落ちます。細かな部分は、来年の自分に任せましょう。
シンクは「光沢」を意識して
キッチンの印象を左右するのは、実はシンクの輝きです。
クレンザーやクエン酸で水垢を落とし、最後に乾いた布で拭き上げるだけで、清潔感がぐっと高まります。

【3日目】玄関は、靴をしまうだけで整います
玄関は、いわば家の顔です。
ここが整っているだけで、「きちんとした家」という印象につながります。
まずは「何もない状態」を作る
玄関掃除の第一歩は、出しっぱなしの靴をすべて下駄箱にしまうことです。
それだけで、空間がすっきりと感じられるはずです。
仕上げは1分の水拭き
砂埃を掃いたあと、古いタオルでたたきを軽く水拭きします。
余裕があれば、ドアノブも一緒に拭いておきましょう。
【4日目】トイレは「除菌」と「清潔感」を意識して
トイレ掃除は、短時間で終わるわりに満足感の高い場所です。
壁と床を丁寧に
便器そのものは日頃から掃除している方も多いと思います。
年末は、壁の低い位置や床を除菌シートで拭いてみてください。ニオイの原因を防ぐことができます。
タオルを替える
掃除後に、タオルを新しいもの、または一番状態の良いものに替えるだけで、空間が整った印象になります。
【5日目】予備日と、リビングの仕上げ
最終日は、調整の日です。
リビングでは、「面」を意識してみてください。
テーブルや棚など、水平な場所の上に物が置かれていないだけで、部屋は片付いて見えます。
細かな物は一時的にかごへまとめ、見えない場所へ移してしまいましょう。整理は年明けでも十分です。

まとめ:ここまで来た自分を、きちんと労いましょう
残り5日からの大掃除で大切なのは、「できなかった場所」ではなく、整えられた場所に目を向けることです。
- キッチンが整い、気持ちよく年越しの食事を迎えられる
- 玄関が整い、新しい年を迎える準備ができている
- トイレが清潔で、落ち着いた気持ちで新年を迎えられる
この3点が整っていれば、それで十分です。
どうぞ、ご自身の頑張りを認めてあげてください。