なんで洗濯物が臭うの?見た目はピカピカなのに
「洗濯槽の掃除、ちゃんとやってる?」
そう聞かれると、正直言葉を濁してしまう私。だって、うちの縦型全自動洗濯機、ステンレス槽がキラキラしていて一見清潔そうなんですもの...。
でも実は、半年も放置していました。そろそろマズいかも、と重い腰を上げて、今回試してみたのが「洗濯槽キラリ」です。
なぜ「キラリ」を選んだのか
ポイントは石油由来の界面活性剤不使用という点。主成分は過炭酸ナトリウムで、酸素の力で汚れを分解してくれるんです。
カビだけじゃなく、洗剤カスや皮脂汚れにも効く酵素とクエン酸が入っているところに期待しました。
実践!ただし少し妥協しました(笑)
まずは洗濯機チェック。
- 掃除サボり期間: 約半年
- 槽の状態: 見た目はキレイだけど、触るとわずかにザラつく
- 臭い: まだ柔軟剤の香りが勝ってる状態
本当は30〜40℃のお湯を使うのが推奨なんですが、今回はお風呂の残り湯を洗面器で約10杯注いで、残りは水道水で妥協しました。
粉末洗剤を1袋まるごと投入して、「槽洗浄モード」をポチッ。
洗剤が溶けると水は白く濁るけど、界面活性剤不使用だから泡立ちはゼロ。この静かな水面の下で、何が起こるんだろう...とドキドキしながら見守りました。
【閲覧注意】運転開始7分で「ワカメ祭り」発生!
そして、運転開始からわずか7分後。
それは突然、水面に現れました。
最初は「ゴミ?」と思うくらい小さな、黒からグレーの薄いカスがポツリ、ポツリ...。
それが徐々に増えていき、洗濯機の回転に合わせてユラユラと踊り始めたんです。
これが噂の"ワカメ"か...!

運転開始後、水面に汚れが浮き始めた洗濯槽の様子
洗濯槽の裏に潜んでいたカビと石鹸カスが剥がれ落ちた証拠です。
その後の経過
- 1時間後: ワカメの量は思ったほど劇的には増えてない
- 2時間浸け置き後: よく見ると、汚れの色が薄くなってる!これは過炭酸ナトリウムの漂白作用?
今回は汚れをすくい取らず、すべて洗濯ネットに回収を任せることにしました。
すすぎ工程でも発見が
一度排水した後のすすぎ水には、黒い汚れは見えなくなったものの、白い微細な浮遊物が確認できました。
二度目のすすぎでもまだ白い粒が...。根深い汚れが完全には落ちきっていない証拠ですね。

最終のすすぎで水面に残った浮遊物

洗浄後に残った汚れ
結果発表!ツルツル手触りと消えた臭い
その後、通常の洗濯コースで洗ってみたところ、洗濯槽のザラつきは完全に消え去り、驚くほどツルツル、ピカピカに!

洗浄終了後、試し運転したあとはこんなにキレイに
見た目の光沢感はもともとあったので大きな変化は感じませんでしたが、何よりも変わったのは「臭い」です。
今まで強かった柔軟剤の香りは消えてほぼ無臭に。
この「ほぼ無臭」な状態こそ、汚れやカビがリセットされた証拠だと実感しています。
【まとめ】
○ 良かった点
- ✅ 塩素系のツンとした臭いが全くなくてストレスフリー
- ✅ 環境負荷や肌への影響を気にせず使える
- ✅ 日常的なメンテナンスに最適
△ 注意点
- ⚠️ 推奨水温(30〜40℃)の確保が必要
- ⚠️ 浸け置き時間をしっかり取る必要がある
結論
正直なところ、強烈なワカメを根こそぎ落としたいなら、強力な塩素系クリーナーの方が効果的かもしれません。
でも、「洗濯槽キラリ」は環境や体へのやさしさを重視しながら、日常的なカビ予防と洗剤カスによるぬめり・臭い除去を両立させたい家庭にピッタリ!
攻めと守りの両刀使いのクリーナーだと断言できます。
今後は2〜3ヶ月に一度のペースで使えば、このツルツル状態を維持できそうです。